あとがきで泣きそうに。今、この時の大切さにしみじみです。
本を読むのは好きな方です。
最近は、図書館で借りることが多く、購入するのはかなり減ってしまいましたが(^^;
先日、読み終わったばかりの本が、小林弘幸氏の『自律神経を整えるとあなたはもっと素敵になれる!』でした。
自律神経を整えるためのアドバイスが書かれていて、生活に簡単に取り入れやすいことが多かったです。
ちょっとした体調不良は自律神経の乱れが原因、って見聞きしたことがあるから、できることから始めようと早速とりいれています^^
で、最後のあとがきで、小林氏が高校生の時、お母様が病気で亡くなられたことを記されています。
逝ってしまわれた後、
それからは本当に、たった一人の命の灯が消えただけなのに、あまりにもいろいろなことが変わってしまいました。一人の存在がいかに大きかったか。自分の人生の先が見えなくなるという、光がまったく見えない状態でした。
そして、読者に伝えたいこととして、
みなさんの体は「自分一人の体」ではないということ、ただそれだけを。
みなさんの周りには、みなさんを必要とする多くの人がいることを決して忘れないでください。みなさんの存在がどれだけ多くの人に勇気を与え、光を灯しているかを。それに気づいていただけたならば、かけがえのない自分の体をぜひ、大切にしてください。
だからこそ、体の不調があらわれた時は病院でみてもらうように、と。
最後の一文は、
あなたの代わりは、誰もいないのです。
本文は淡々と読んでいたのに、あとがきで泣きそうになっちゃいました。
お母様が亡くなられた時の経過や心境が書かれていて、感情移入したのかもしれません。
私の祖父母が亡くなった時のこと、友だちが亡くなった時のこと。
いつかくる両親の最期の時のことなど、考えてしまいました。
まさか、あとがきで泣きそうになるなんて思いもしなくって。
命の大切さ、生きてることの素晴らしさを改めて考えるきっかけになりました。
最近、母にイライラすることが増えており、冷たい態度をとる時もあり…。
でも、両親と過ごす時間は、思っているより短いかもしれない。
そう思ったら、生きていることの大切さ、家族と過ごす今がかけがえのない時間なんですね。
冷たい態度をとり、お互いイヤーな気分で過ごしているのはもったいないのかも。
とはいえ、イライラはしてしまうー(>_<)
本に、ストレスを溜めない工夫も紹介されていたから、それも取り入れて穏やかな時間を過ごせるよう変えていこう!
そう思えた本でした。
言葉や文章も分かりやすくて読みやすいから、興味のある方は読んでみてくださいね。
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